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とりあえず打ちましょう!③

とりあえず打ちましょう!③

Pニュートキオ(アムテックス)

トキオといえば大量獲得にタワー止めが思い浮かぶ古い世代
平和が初代トキオを発表したのが1989年
あのころはスカイツリーなんか影も形もないときだった


大量獲得といえども獲得出玉はほぼ1,000発
Pニュートキオの10Rで1,134発の獲得を考えると全くもって少ない出玉だが
300~400個程度の出玉が主流の当時の羽根物としたら
1,000発はデジパチなみの破壊力があったわけだ


タワーの股下を一瞬のタイミングにて通過させるわけだが
誰もがこのタワーが止まったらいいのに・・・と考えていたはず
それを止めてしまう打法が出てきたもんだから
小便ちびるくらいビビった記憶がある


確か7R付近で打つのを止めると一瞬エラーになり
その後正面を向いてタワーが止まったかと思うが
当時の一般人の俺なんかに出回ってくる情報は遅く
情報が出回る後では店舗も撤去を進めていたし
店舗も監視の目を強めていた
実際一度も試すことなく夢の打法は夢のままであった


その後20数年の時を経て登場したのがトキオデラックス
当時から誰も使うことがなかった遊パチマークが盤面にあったのが記憶に新しい
1/399が存在していた頃でありセブン機主流
各メーカーがこぞって版権機種を登場させていた中でひっそりと登場
同時期に設立されたスカイツリーを前面に出せばもう少し目立ったはずなのに
中央に鎮座するタワーはスカイツリーと全くの別物と言わざるを得ない事情もあったのだろう
見事なロングラン機種として存在していたトキオデラックスもその後は
トキオプレミアム、トキオスペシャルと続き
トキオブラックを挟んでいよいよP機のニュートキオの登場である


羽根物なので初日甘くて2日目からぶっとびというのが各店舗のパターン
その後数日おいてからそれなりに戻る店は打てる店
そうでない店は入れなきゃいいのにと思う店


初日も打ったがあまり時間がなかったため

導入してから2週間程度経っての実践に


それにしても
このお風呂の中で遊ぶおもちゃのような筐体は何
おまけに打ったのが勢いのある某グループの店舗
盤面右にはいるじゃないですがウルフが・・・
個人的に人類最強はウルフかジャンボ鶴田かと思っているだけに
盤面にいるだけで緊張感を覚える
しかしながらじっくり勝負のハネモノには登場してほしくない人物だ


資本力のあるグループの店舗でもあり
ハネモノを大事に使うこともあり無茶な運用はない
ヘソも羽根も十分遊べる


今作は久しぶりにノーマルルートから十分狙える
いちいち高津のシンカーのようにVに向かうあたりが楽しさを増す
その分SPルートへ向かうことが極端に少ない
それゆえSPルートからのハズレが極端に痛い
数が少ないだけにSPルート通過時は両サイドから鬼にらみされる
外した際の両隣からほくそ笑まれることが悔しくてならない


ヘソ上の風車を見ているとスピンを思い出し
無性にカレー味が食べたくなるが
その気持ちを抑えて黙々と遊技


R数は3/5/10となったが賞球が14となったことで前作SPよりも3R出玉は上がった
その分10R出玉は若干少ない
出玉的には違和感なく遊べる機種だろう


ただ
なんといっても納得がいかないのが10R時の音楽
トキオシリーズといえば16R当り消化時の秀逸な音楽がメイン
最早その曲を聴きたいがためにトキオを打っているといっても過言ではない


当り当初はベースラインの聞いた小気味よい音楽で始まり
10R当たりから静かに転調
そして13Rから奇跡のメロディーラインとなるわけだ


これがないのよニュートキオ


アタッカー入賞で小気味よくラウンド消化が可能
後半の転調のタイミングからいきなり最終ラウンドの味気ない音楽に変わってしまう
極めて残念
極めて遺憾


まぁ及第点には十分到達している機種だろう
店舗の設置ネカセが非常に重要であり
うまくハマった店舗では長く運営も可能だろう
イレギュラー入賞の多さは賛否両論だろうが個人的にはこちらの方が好きだなぁ


導入されたホールでは長く運用してもらいたいもの
一度イチパチにて運用し、適正数値がわかったら4パチに戻すような運用もあってよいんじゃなかろうか


ちょっとプラスの収支で終了
端玉でもらったポテロングをつまみにビールで乾杯しようか